現金の両替、カードの使い方、手数料を減らす方法
ヨーロッパ旅行の大きなメリットの一つは、通貨利用の簡単さです。多くの国では、いくつもの紙幣やコインを持ち歩いたり、あれこれ計算して別の通貨に換算したりする必要がありません――ユーロ圏のおかげです!ただし、各国の独自通貨を今も使い続けているヨーロッパの国々を訪問したい場合には、計画や旅行中にいくつか気をつけたいポイントもあります。このガイドを読んで、一歩先の準備をしましょう!
豆知識:ユーロを毎日使用している人は約3億4,100万人。そのため、ユーロは世界で2番目によく使われている通貨です。
ヨーロッパの通貨――仕組みについて
ヨーロッパの通貨について分かりやすく考えるには、2つに分けると良いでしょう。一方はユーロで、大陸の19カ国で使われています。もう一方は独自通貨を使い続けている国々です。ユーロ(€)は、欧州連合の広い範囲で使われている通貨です。主なユーロ使用国としては、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなどが挙げられます。つまり、スペインで引き出した現金をそのままドイツでも使える、というわけです――全てが統一されたシステムの中で動いています。ユーロ圏や加盟国についてもっと知りたい方は、このウェブページをご覧ください。
アドバイス:出発前にユーロ通貨に慣れておくと役立つかもしれません。よく使われる硬貨・紙幣は次の通りです:
- 硬貨:1セント、2セント、5セント、10セント、20セント、50セント、€1、€2
- 紙幣:€5、€10、€20、€50、€100
ユーロ圏以外の国では、通貨の両替が必要になります――詳細は後ほど説明します。主な独自通貨使用国は、ポーランド(ズウォティ)、スウェーデン(クローナ)、ノルウェー(クローネ)、チェコ(コルナ)などです。
重要なポイント:
- 一部のヨーロッパ諸国はユーロを導入していませんが、シェンゲン圏内のユーロ圏と非ユーロ圏の国との間であっても、国境チェックなしで自由に移動できます。
旅行前や旅行中にユーロへ両替する方法
ヨーロッパではデジタル決済ネットワークが非常に発展しており、多くの国ではほとんどどこでもカードで支払うことができます。ただし、念のため現金も少し持っておくのが安心ですし、特に小さな買い物では現金払いの文化が根強い国もあります。例えば、リヨンのパン屋で1.5ユーロのクロワッサンをカードで買うのは難しいかもしれませんし、ソポトの青果市場でサクランボを買う場合も同様です。
外国通貨をヨーロッパ通貨に両替する必要があるタイミングは、おそらく「到着前」と「滞在中」の2回です。最初の国に着いたとき、いくらか現金を持っていると安心です。
出発前
- 出発の数週間前に地元の銀行に相談することをおすすめします。
- 多くの銀行では、ユーロやその他の外貨を、より有利なレートで取り寄せてくれます。
- もしそれができない場合は、アメリカ・カナダ・オーストラリアのドル現金を持参すると良いでしょう。各地の両替所で簡単かつリーズナブルに両替可能です。
ヨーロッパ到着後
必要な現金額は、どこに行き、何をするかによって決めるのがベストです。
- 常に少しの現金を持ち歩きましょう。
- 訪れる地域の「マネーカルチャー」を事前に調べておきましょう。例えばスウェーデンでは、今やほとんど現金を使わないので、普段使っているクレジット/デビットカードの使用が最適です(ただし、海外利用手数料は事前に確認を!)。一方ギリシャは現金文化が強い傾向があります。
- 予定している活動がカード決済向きか、現金払い向きかも検討しましょう。美術館やレストランはほぼ確実にカード対応です。個人商店やパン屋は、現金のみの場合もあります。
- 現金両替の必要がある場合は、信頼のできる両替所を利用してください。アドバイス:利用前にネットで両替所の口コミを調べる、レートが明確に掲示されているか確認する、手数料を事前に尋ねる――これらを意識しましょう。
付加価値税(VAT)
多くのヨーロッパ諸国では、消費財に付加価値税(VAT)や売上税が課されています。税率は国によって違いますが、だいたい20%前後で、商品価格にすでに含まれています。観光客としてヨーロッパを訪れる場合、一部の商品についてはVAT還付を受けられることがあります。還付方法は主に2通り:店舗で直接申請、または出国時の空港で手続き、のいずれかです。VAT還付を受ける最善の方法は、現地の販売員に確認する、レシートを保管する、そして正しい書類を用意することです。VAT還付について分かりやすくまとめた参考サイトもご覧ください。