スカンジナビアでのアクション満載旅行
北欧諸国の地形は荒涼としていて過酷ではありますが、息をのむほどに美しくもあります。こうした特質ゆえに、アクティブ・エネルギッシュに休暇を楽しみたいアドベンチャートラベラーにとってここは理想郷なのです。

アイスランドは、大部分が人里もなく昔のままの姿を残しており、居住者の多くは、内陸からかなり離れた場所よりも沿岸の都市・街に住んでいます。山、活火山、氷河もあり、ハイイング、クライミング、氷河ウォーキングや洞窟探検といった数々の冒険的アクティビティのほか、スキー、スノーボード、犬ぞり、スノーモービルなどの冬季アクティビティに最高です。こうしたアクティビティの醍醐味は、どれも皆、アイスランドの絶景を目に焼き付けられるところにあります。

ノルウェーがスキューバダイビングスポットとは意外だったかもしれませんが、透き通った海、海の生き物たちに溢れているここは、ダイバーたちにとって「行かなきゃ損」な観光地となっています。リュグンストイルスヴァトネット湖について詳しく見てみましょう。ここでは水没した村の遺跡を泳いで通り抜けたり、第二次世界大戦の海戦の名残となったレックを探索できるナルヴィクに近いフィヨルドでダイビングしたりできます。ノルウェー海域の海は案の定冷たいため、ドライスーツをオススメします。

水上で楽しみたいなら、ユニークなティンバーラフティング(急流下り)がスウェーデンでいつでもできます。いかだがプカプカと流されて川を下っていく様子を思い返しても、ティンバーラフティングは読んで字のごとく、こういうアクティビティのことをいいます:丸太とロープでできたいかだに乗って川下へ流されていくもの。手製のいかだを手伝ってもらい用意するにせよ、出来合いのいかだを買うにせよ、ラフティングを始めるあなたをサポートする会社は多数あります。ティンバーラフティングは、スウェーデンの野生生物(特にビーバー)に会えることもある、素晴らしいアクティビティです。この夏季限定のアクティビティでは、いかだの上や海辺のキャンプ場のいずれにせよ合間にキャンプを挟むのも含め、通常、1~7日間の旅となります。
ありきたりでない観光地巡りといえば、フィンランドでできる最高に刺激的なことのひとつなのが、アイスカートです。(ご想像通り)氷上以外で行う平凡なゴーカートのように、アイスカートは「ドリフト」という言葉に新しい意味をもたらします。氷上での運転は身のすくむ思いですが、ここでカートを四方八方に滑るように走らせ、いつクラッシュしてもおかしくない感覚は、気分爽快です。幸いにも、突っ込む先にあるのは雪だけです(他のカートということもあり)。