ひっそりと佇む町を訪ねる
大きな都市や史跡を見てまわるだけがヨーロッパ旅行の醍醐味ではありません。寂びれた道の先にあるマイナーな都市や隠れ家的な町、そして人目につかない村の中にも美しい自然や深い歴史が隠されています。
美味しいスナックは、楽しいヨーロッパ旅行にさらに華を添えてくれます。中でも今回紹介するのは「ダンプリング」。ヨーロッパのダンプリングは、小麦粉やジャガイモをベースに練り上げた生地を整えて、茹でたり蒸したりしたものです。カフェの定番料理ともなっているこのスナックは地域ごとのレシピがよく守られており、必ずその国ならではの味付けがされています。一口サイズでヨーロッパをつまみ食いしてみましょう。ヨーロッパでお勧めのダンプリングを写真付きでお届けします。
「イドリイスキ・ジュリクロフィ」は、19世紀からのレシピが残るダンプリングです。ジャガイモをベースとしており、肉料理に合うサイドディッシュとしてはもちろん、単品でも人気があります。現在も、このダンプリングはスロベニアで最も愛されている料理の一つです。
オーストリアのダンプリング料理は、時と共に進化してきました。左の写真では、ケルンテン州のチーズを入れたパスタ(ダンプリング)の上にササカ(ニンニク風味の味付け挽肉)を溶かしたものがかけられています。右の写真は、セモリナ粉を使ったスパイシーなダンプリングがスープの中に入っています。オーストリアに行けば、各地でバラエティ豊かな美味しいダンプリングが味わえるでしょう。
プリガニスは、モンテネグロでよく見かける揚げたダンプリングです。一口サイズの甘いお菓子で、モンテネグロ料理ではデザートとして出されます。美味しく味わうには、ハチミツやジャムを加えるのが一番です。
ピエロギとして知られるポーランドのダンプリングは、ヨーロッパにおいて最もいろいろな方法で食べられているダンプリングです。昔からパーティでよく出されており、ピエロギの名前の由来は「祭り」であるという説もあります。その中身はさまざまで、肉やザワークラウト、ジャガイモ、あるいはフルーツを入れることもあります。
クルースキ・シュロンスキェは、手軽に食べられるダンプリングです。ジャガイモをベースに作られたシンプルなダンプリングで、幅広い料理にマッチします。肉や玉ねぎ、葉野菜とともに食べれば、バランスの取れた食事になるでしょう。
おそらくヨーロッパで最も有名なダンプリングであろうラビオリの歴史は、14世紀に遡ります。肉やチーズ、ソースなどを中に詰めた古典的なイタリア料理で、他のイタリア料理ともよく合います。ラビオリがお好きな方は、本場イタリアのラビオリをぜひ味わってみてください。
マンティは、トルコ料理に欠かせないダンプリングです。中にはスパイスで味付けした肉が入っており、たいてい上にはヨーグルトがかかっています。煮てもよし蒸してもよし、珍しい味付けのダンプリングをお楽しみください。
大きな都市や史跡を見てまわるだけがヨーロッパ旅行の醍醐味ではありません。寂びれた道の先にあるマイナーな都市や隠れ家的な町、そして人目につかない村の中にも美しい自然や深い歴史が隠されています。
ヨーロッパにはたくさんの美術館や博物館、アートギャラリーがあり、無料で公開されているものも数多く存在します。ここでは無料で見学できる美術館や博物館、アートギャラリーの一部をご紹介します。ぜひ足を延ばしてみてください。
数千年もの歴史を持つヨーロッパの伝統や文化。最古のヨーロッパ文明につながる古代遺跡は、今もそこに残っています。先史時代の洞窟壁画やミステリアスな巨石群など、古代ヨーロッパ大陸の姿を残す場所を探索してみませんか。 まずは写真で、そして次はぜひ、ご自身の目で確かめてみてください。
ヨーロッパ文化は、その数々の博物館や宮殿に限ったものではありません。 ヨーロッパの素晴らしいストーリーの中には、ワイン、ビール、その他の飲み物を傾けながら、パブや人里離れた場所にあるアルコールの販売店などで聞くことができるものもあります。
兄弟2人は、蒸留とスキー作り、そしてモザイクに、ヨーロッパ大陸への旅に出る
ここにご紹介する3つのクリスマスマーケットは、地元の食物、手作りの工芸品、そして、寒い冬に来訪者を温めてくれる精神に溢れています
新年にふさわしいヨーロッパのお気に入りスポットを旅行ジャーナリストがご紹介します。
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興味深い歴史と活気みなぎる現在が交差し、真にクリエイティブな体験ができる国です。