ひっそりと佇む町を訪ねる
大きな都市や史跡を見てまわるだけがヨーロッパ旅行の醍醐味ではありません。寂びれた道の先にあるマイナーな都市や隠れ家的な町、そして人目につかない村の中にも美しい自然や深い歴史が隠されています。
ヨーロッパにはたくさんの美術館や博物館、アートギャラリーがあり、無料で公開されているものも数多く存在します。ここでは無料で見学できる美術館や博物館、アートギャラリーの一部をご紹介します。ぜひ足を延ばしてみてください。
かつてベルリンの壁があったベルナウアー通りにあるベルリンの壁記念館は、悲しい歴史を映し出しながらも芸術的な側面を見せてくれます。最後まで残されていた壁の一部を目にすれば、歴史を象徴するこの土地への理解も深まることでしょう。
コペンハーゲンのデンマーク国立博物館には、デンマークの文化が時系列に展示されています。古代の遺物から現代アートに至るまで幅広い展示品を鑑賞すれば、人々の生活が時代とともにどう変化していったか感じ取ることができるでしょう。
リスボンにある「ベラルド近現代美術館」は、ヨーロッパで最も新しく、また最も注目に値するギャラリーの一つです。現代アーティストに焦点を当てた展示が多いこの美術館では、ヨーロッパ芸術のいまをユニークな方法で見せてくれています。
スペインのプラド美術館は、世界で最も来場者の多い美術館の一つです。各フロアを歩き回るだけで、ヨーロッパ美術の流れと、その最良のコレクションに接することができます。名作の数々をじっくり見て周りたいなら、午後の全てをこの美術館にあてましょう。
約500万点もの写真が展示されているレイキャビック写真美術館では、1世紀以上にもわたる写真の歴史を感じ取ることができます。プロの写真家でもアマチュアカメラマンでも、ここでは必ずお気に入りの一枚を見つけることができるでしょう。
毎月最終日曜日、バチカン美術館を訪れるとシスティーナ礼拝堂の無料入場券がもらえます。システィーナ礼拝堂にはミケランジェロによる壁画があり、何時間見ていても飽きることのない感動を味わえるでしょう。また、中央に飾られた「アダムの創造」など、歴史上最も有名な作品をいくつも見ることができます。
毎月第一日曜日は入場無料(夏期を除く)。
パリはヨーロッパ芸術の中心地の一つです。中でもルーヴル美術館はその中心的存在。モナリザやミロのヴィーナスなど数多くの名作があるルーヴルへの旅は、きっと忘れられない体験となるでしょう。
「イギリスでアートを見るならここが一番」と言われるロンドンの大英博物館には約800万点の美術・工芸品が収蔵されています。館内は世界各地から集められた幅広い芸術作品で溢れています。
ブリュッセルの楽器博物館は、ヨーロッパで最もユニークな博物館の一つです。歴史上の優れた楽器から変わった楽器まで、数多くの楽器が並んでいます。音楽好きの方には、きっと忘れられない場所となるでしょう。
大きな都市や史跡を見てまわるだけがヨーロッパ旅行の醍醐味ではありません。寂びれた道の先にあるマイナーな都市や隠れ家的な町、そして人目につかない村の中にも美しい自然や深い歴史が隠されています。
雰囲気に浸って、時と空間を忘れ、ヨーロッパの数多くの音楽フェスティバルの一つを楽しみましょう。
ヨーロッパには、世界で最も贅沢な世界観が存在します。その最たる例は、豪華な宮殿でしょう。ラグジュアリーの代名詞とも言える宮殿が、ポルトガルからラトビアまで至るところに存在しています。ここではヨーロッパで最も豪奢な宮殿を、写真と共にご紹介します。
ヨーロッパは都市部も地方も、自転車で移動しやすいよう整備されています。観光とエクササイズを兼ねて、サイクリングコースを周ってみましょう。
テッサロニキはギリシャの現代音楽、芸術、文化の中心地。人口の3分の1以上が24歳以下という、若者の街です。
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ガイド : マルセイユ、ニーム、ジュネーブ – 観光、食事、アクティビティ。
子どもと一緒に快適な海外旅行を実現するのはそう簡単ではありません。とりわけ難しいのは、家族全員の好みや興味を考えながら旅行の計画を立てることでしょう。美術館や博物館を訪ねたり、ワイン・テイスティングをしたりしたくても、子どもがそのようなアクティビティに興味を持ってくれるとは限りません。だからと言って、せっかくの旅行を子ども中心の計画だけにする必要もありません。一日に一つは子ども中心のアクティビティを予定するのが、楽しい家族旅行の秘訣です。
有名な観光地よりも知られざる名所へ。オペラや人形劇も