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これはティーンエイジャーの息子たちとの旅が、生涯忘れられない体験となったマーティンソン一家の話です。

最も言い古された決まり文句の1つに「ティーンエイジャーは難しい年代」というのがあります。ハリウッド映画を見たり、安っぽい小説を読んだり、あるいは、単に50歳の年を重ねた人なら、この陳腐なフレーズを容易に理解できることでしょう。妻のヴェロニカと私は、二人の男の子(18歳と16歳)の両親として、この数年間まさにこの決まり文句を味わってきた感があります。そこで、子どもたちがまだ比較的若いこの時期を逃したら、ヨーロッパへ家族旅行をする機会は二度と訪れない気付いたとき、私たち夫婦は二人とも躊躇しました。私が「でも子どもたちが一日中眠っていたいと言ったらどうするんだ?」と言うと、ヴェロニカは「子どもたちにどう対処すればいいの?興味のない美術館へ彼らを引きずり回すなんてことはしたくないわ。」と言いました。その夜遅くに、私たちはこの旅を実行しようとの結論に至りました。私は「とんでもないことに足を踏み入れようとしているのでは?」と内心つぶやきました。 

今、私がこれを書いているのは、自宅に戻って3週間してからです。出発前のヴェロニカや私の懸念を今振り返ってみると、愚かな決まり文句をどれだけ真に受けていたかを思い知らされます。私たちは、もっと彼らを理解しているべきであったし、今では確かにより理解していると思います。理由は単純です。二人のティーンエイジャーを連れ添ったヨーロッパ旅行は、ヴェロニカと私にとって最高の経験の1つであったからです(そして私たちはすでに、世界旅行を2回体験しています)。息子のディランとセバスチャンは、素晴らしい旅の道連れでした。欧州の壮大さとちょっとした美しさに感動するには若すぎるものの、実際に冒険してみることができる年齢であるため、私たちにとっては素晴らしい旅の道連れでした。  

ヴェロニカと私は、自分たちが尻込みしたことへの埋め合わせはできないかもしれませんが(本当に後悔してます!)、それでもできることはあります。つまり、これをすばらしい旅にしたものを皆と分かち合うことです。この記事を書いているのは、まさにそのためです。ぜひ最後までお読みいただき、(ほぼ)大人の家族がヨーロッパでとても気に入った3つのことをご覧ください! 

ブルガリアでのダイビング  

かなり前のことですがヴェロニカと私はオープン・ウォーター・ダイバーとしての資格を取得しました。水面下に潜り、冷たい水を肌に感じながら、魚やサンゴの中を漂うのは最高です。ただ、子供の世話や仕事のために、そうしたダイビングの日々は徐々に過去のものとなっていきました。そして、出発前の数か月の間に大掃除をしているとき、上の息子のディランがヴェロニカと私がウェットスーツ姿でポーズを取っている写真を見つけたのです。ディランは、私たちがダイバーの資格をもっていることに驚き、自分もやりたいと言いだしました。まもなくセバスチャンもディランに押されてその気になりました。振り返って思うに、息子たちが突然の強い関心を示したこのときが、今回の旅を息子たちに焦点を当てたものにすることで、全員が楽しめるのではないかと思った瞬間でした。 

3か月はあっという間に過ぎ、四人全員がブルガリアのビーチでウェットスーツを着て、酸素ボンベの流量をテストしていました。お察しの方もいらっしゃるでしょうが、ヴェロニカと私は再研修が必要であり、ディランとセバスチャンは資格を得る必要があったため、この機会に家族全員でダイビングに取り組もうということになりました。インストラクターに依頼し、あらゆるスキルを学びました。特に、耳抜き、浮力の感覚、(自分が呼吸している)プライマリーレギュレーターからバックアップへの切り替え、マスクのクリーニングなどのスキルです。これは家族にとって素晴らしい体験でした。一緒にスキルを学び、互いに助け合い、新しい場所を探索するのです。おそらく、最もすばらしかったのは、ブルガリアのあちこちに探索する価値あるすばらしい海洋生物がいることです。とは言ったものの、ディランとセバスチャンが最もやりたがったのは、難破船へのダイビングでした。3日間のトレーニングを経て、息子二人はオープン・ウォーターの資格を取得、ヴェロニカと私は同じレベルとなりました。フライトの2日前に(フライト前に減圧するのに1日か2日の猶予をもつのをお忘れなく)、水面下にある古代ローマの遺跡へのダイビングのスケジュールを立てました。もっともな理由から、遺跡の近くまで行くことは禁止されましたが、数メートル離れたところからそれを見ることができたのは、信じられないほど素晴らしい体験でした。目の前に広がる壮大な歴史、そして観光客の群れの中でひと目見るのではなく、まったく静かな水中で、そこにいるのは私たち4人だけでした。もちろん、吐き出す息のボコボコする音を除いてですが。 

水中の生物を発見するダイバー
水中の生物を発見するダイバー

スロベニアのドラーヴァ川でのティンバーラフティング 

肌にまだ塩と太陽の香りが残っている中、私たちはブルガリアに分かれを告げ、鉄道でスロベニア東部とドラーヴァと呼ばれる川に向かいました。ブルガリアからスロバニアに移動するのに、飛行機ではなく、鉄道を使うという決断は実に正解でした。環境に優しい選択肢であるばかりでなく、楽しみもありました。私たちはいくつかの国を通り抜け、風景の移り変わりを楽しみました。またキャビンで親密な家族の時間を過ごせたのも実に楽しい一時でした。  

旅の後半は、ディランとセバスチャンに案内役をさせました。あらゆる可能な選択肢の中から、二人はティンバーラフティングを選びました。私も最初はそうでしたが、一体何のことだとお思いでしょう。ティンバーラフティングは、長い木材を使って頑丈な筏を自分で作る作業が含まれます。これは旅の始めに行います。驚いたことに、ディランとセバスチャンはこの作業に熱心に取り組み、ガイドに多くの質問をし、船の理想的なデザインについて、あれこれ話し合っていました。すべてができ上がり、しっかりと固定されると、私たちはこれに乗り込み、この古代の伐木搬出ルートを下りを始めました。2日間、川を漂流し、他の方法では到達できないであろう、珍しい野生生物を目にしました。川の最後の部分に到達すると、他の人たちが同じ体験をできるよう筏を解体しました。この旅は環境に優しいという点で印象的であっただけでなく(地元の材料を使用・再使用し、フットプリントを何も残しませんでした)、ティーンエイジャーとの旅としても理想的でした。息子たちは作業に参加し、旅の構成をリードしたことでもっと自信をつけ、またこれは息子たちにとって、肉体的にも、刺激という点でも、全身全霊で取り組めるものでした。  

Timber Rafting on Drava River, Slovenia.
ドラヴァ川でのティンバーラフティング、スロベニア © Vesna Male, Feel Slovenia

スペインのラ・トマティーナ 

あなたのティーンエイジャーの子供が私たちの子供のようであれば、食べ物を投げ合う言い訳が何かあれば、それに飛びつくことでしょう(かつて息子たちが氷をぶつけ合っているのを目撃したことがあります)。トマトを近くにいる誰にでも投げつけることのできる日が1年に1日だけあるところがあります。これを知ってディランとセバスチャンの顔が、これまで見たこともないほど輝きました。そのイベントはその名もラ・トマティーナで、の開催場所はスペインのブニョールです。 

ラ・トマティーナは1945年、即興のトマトのぶつけ合いとして始まりました。以来80年近くが経ち、ユニークな祭りへと発展しました。8月の最終水曜日に行われるこのイベントは、柱によじ登って、てっぺんにぶら下がっている塩漬けハムを手に入れる競争で始まります。ハムが取り去られるとすぐに、果汁たっぷりのトマトの投げ合いが始まります。  

妻は幾分内向的な性格であるため、このメチャクチャなトマトの果肉投げ、トマトでびっしょりの人々、時折のサッカーの歌声にどう反応するかあまり確信が持てませんでした。とはいえ、ハムが取り去られると、彼女はすぐさまのめり込み、私の顔めがけてトマトを投げたのです。ディランとセバスチャンは、これに驚くどころか、このばか騒ぎにすぐさま加わりました。まもなく私たち四人は全身トマトの果肉まみれになり、笑い転げすぎて脇腹が痛くなりました。息子たちは、エネルギーとやる気いっぱいで、誰がトマトを一番遠くにまで投げられるか競争し始めました。誰が勝ったかのか私にはわかりません。私は目に入った汁を拭き取るのに忙しかったからです。 

これでお分かりでしょうが、これが二人の息子たちとの素晴らしいヨーロッパ旅行です。ヴェロニカと私が最初懐疑的であった頃を思い出すと、恥ずかしさで顔が赤くなります。こうした経験は生涯思い出に残るもので、特に息子たちがまだ少年である間に連れていける最後の家族旅行かもしれないと思えばなおさらのことです。 

マシューとヴェロニカ・マーティンソン(ミネソタ州ミネアポリス 

旅行前に検討すべきこと

社会的慣習について学ぶ

ヨーロッパ旅行中、訪れた国の言葉が分からないと、地元の人と交流するのも難しく感じられるかもしれません。たいていの場合、現地の人々はあなたが旅行客であり、その国の慣習になれていないと理解しています。しかし、事前に下調べをしておけば恥ずかしい思いをする場面も減らすことができるでしょう。基本的な慣習は、国によって、また地域によっても異なるため、最初は分かりにくいかもしれません。しかし、事前に少しでも知っておけば、その地域に住んでいる人々のことをより深く理解することができます。 まずは道ですれ違うときに相手の目を見たり、微笑んで挨拶する習慣について考えてみましょう。ヨーロッパの人々はたいていフレンドリーですが、地域によっては公の場であまり打ち解けた様子をみせないこともあります。例えばイギリスでは、見知らぬ人と目を合わせたり、ちょっとした会話を楽しんだりしますが、フランスではこれがもっと「控えめ」になります。愛想が悪いというよりは控えめで、あまり打ち解けた様子をみせないといった印象です。周囲の人々を観察して、どのような社会的慣習の中にいるかを考えてみましょう。 初めて現地の人と挨拶する際は、たとえ発音が上手くできなくてもその国の言葉で簡単な挨拶をして、短い握手を交わせば、まず間違いありません。現地の人に何度か続けて会う場合は、頬に軽くキスをしたり、肌に触れずにキスをする「エア・キス」で挨拶したりすることも珍しくありません。何回キスをするのか、またどちらの頬にするのかは国によって異なります。また相手の性別や相手をどれくらいよく知っているかによっても変わってきます。よく分からない場合には、相手のリードに従えばいいでしょう。ポルトガルやスペインだと、女性は同性同士でもキスをしますが、男性は通常女性にしかキスをしません。一方、イタリアでは男性同士でキスをすることも珍しくありません。 ルールはいつも決まっているわけではなく、例えばギリシャでは様々な状況によって慣習が変わります。旧ユーゴスラビアの国々では、国籍によって挨拶のキスをする回数が変わります。しかし、たとえ失敗をしたとしても、あなたがフレンドリーな笑顔でいる限り大きな問題になることはないでしょう。 身振り手振りは世界共通ではないということも覚えておきましょう。自分の国では何気ないジェスチャーでも、よその国では不快に受け取られる場合があります。例えば、軽くはじくように顎の下を触るしぐさは、フランスやベルギーでは失礼な態度での拒絶に受け取られますし、スイスでは人差し指で頭を指差すのは無礼にあたります。言葉が分からないときは、身振り手振りで説明するより、辞書でキーワードをひいてみたり、自分の話す言葉を相手が知っているか尋ねてみるほうが無難です。よりスマートに見え、必要な情報も手に入りやすいでしょう。

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電車、列車などの交通手段 コミュニケーション

電車、列車などの交通手段 さて、ヨーロッパに入国してからが本当の旅の始まりです。ヨーロッパは公共の交通手段が大変発達しています。ロマンチックな旅行を求める方にお勧めなのは鉄道旅行です。鉄道列車はヨーロッパで最も効率的な交通手段です。高速列車やローカル列車、国際列車、寝台列車、観光列車、インターシティー(都市を結ぶ列車)などたくさんの種類の列車があります。旅の目的やお好みに合わせてお選びください。 もう一つの効率的な移動手段はフェリーです。地中海をあちこち旅したり、スカンジナビア地方の小さな島々を訪れたり、英仏海峡を横断するにはフェリーでの移動が便利です。ヨーロッパの河川、あるいは運河も船なら優雅に観光できます。途中の港町で船を降りて中世の名残を残す小道を散策したり、地元のお店でショッピングを楽しんだり、ワインを味わったりすることも船旅ならではの楽しみ方です。 また、レンタカーを借りて自由な旅を満喫するのもお勧めです。車があればアルプスの景色を楽しみながら観光ルートを走ったり、街中をドライブしたり、ドイツのアウトバーン(高速道路)を走ることもできます。ヨーロッパでバスは「コーチ」とも呼ばれていて、列車や飛行機が乗り入れていない地方の小さな町などの観光には欠かせない交通手段となっています。 冒険好きな方はバックパックをかついで飛行機やバス、列車で旅をしてみてはいかがでしょうか。インターレイルパスを使って列車で移動すれば、国境をまたいで30カ国を旅することができます。ヨーロッパを隅々まで旅したいなら最高の手段と言えるでしょう。また、ヨーロッパは自転車を利用する人にやさしい街づくりがなされており、ほとんどの国で自転車専用レーンや専用施設が設けられています。アルプスやドイツ南部のバイエルン地方、平野の続くバルト地方などが自転車旅行に適しています。都会でも地方でも、自転車は各地でレンタルすることができます。   コミュニケーション 海外への通話  旅行に出かける前に、安くて効率的な通話方法をチェックしておきましょう。例えば携帯電話会社にご自身の携帯電話がEU諸国で利用可能か確認したり、国際ローミングサービスの料金を調べておくことをお勧めします。一般的に、EU圏内のローミングサービスは高額ではありません。ヨーロッパ到着後に携帯電話をレンタルまたは購入することも可能です。SIMカードを購入すればいつでもどこでも携帯電話を使うことができます。一つの国に長期滞在したり、いろいろな国を旅行する際にも有効な手段といえるでしょう。また着信よりも発信の頻度が多いようであればプリペイドカードをお勧めします。これがあればホテルや公衆電話から高額な料金を払って国際電話をかける必要もなくなります。ノートパソコンなどのコンピューターを持ち運ぶのであれば、Skypeなどのインターネット通話が便利です。    国際電話番号(国番号)  ヨーロッパ各国の国際電話番号(国番号)は以下の通りです。 国名 国番号 オーストリア    +43 ベルギー    +32 ブルガリア    +359 クロアチア    +385 キプロス    +357 チェコ    +420 デンマーク    +45 エストニア    +372 フィンランド    +358 フランス    +33 ドイツ    +49 ギリシャ    +30 ハンガリー    +36 アイスランド   […]

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お得にヨーロッパ旅行を楽しむコツ

せっかくヨーロッパに行くなら、少しでも長く滞在して、十分に旅行を満喫したいものです。そのためには、ヨーロッパをお得に旅するポイントを抑えておきましょう。(ユーロに関するページはこちら ) 航空券の手配 航空券は、時期によってその運賃が異なります。大抵の場合、夏は高く、冬は安くなります。アイルランドのダブリンやトルコのイスタンブールなどは、ヨーロッパの中でも比較的お手頃な価格で行ける都市となっています。 交通手段 滞在先での交通費も旅費がかさむ要因の一つですが、公共の交通機関 を無料で利用できる場所もあります。エストニアのタリンやチェコのプラハなど大きな都市では、地元のバスやトラムに無料で乗ることができます。複数の国を旅する時は、基本的に鉄道を利用するのが最もお得になるでしょう。また最近では格安航空会社(LCC)も路線が充実しており、さらにお得な料金で都市間を移動できるようになりました。 お得なパスの利用 人気の観光地では、複数の観光名所を割引料金で周れるパスがあります。例えば、ルクセンブルクの3日間パスには、70ヶ所以上にも及ぶ博物館や観光スポットの入場料と交通費が含まれています。そのほかの都市で使えるパスはこちら(英語)をご参照ください。 無料の観光スポット ヨーロッパには、無料で公開されている博物館がたくさんあります。世界中の素晴らしい写真が一同に会するアイスランドのレイキャビック写真博物館や、ヨーロッパで使われてきた珍しい楽器を展示するブリュッセル(ベルギー)の楽器博物館、そしてモナリザやミロのヴィーナスを有するパリのルーヴル美術館なども、無料開放の曜日や時間を設けています。 格安の宿泊施設 ヨーロッパ各地に存在するホステル では、格安料金でユニークな宿泊体験ができます。例えば、トルコにあるカディールズ・ツリー・ハウスでは、文字通り木の上に作られた部屋で寝ることができます。朝早くから夜遅くまで外出することの多いヨーロッパ旅行では、過剰なサービスを提供するホテルに泊まる必要はありません。宿には、心地の良いベッドと雨風を凌げる屋根さえあれば十分なのです。リーズナブルなホステルに泊まり、浮いたお金で旅を充実させましょう。

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安全

旅行保険 海外旅行の際には旅行保険への加入を強くお勧めします。旅行の中断や遅延、キャンセル、医療費、救急医療や救護に伴う輸送、荷物の紛失や破損、および24時間の電話対応サービスを含む総合プランが良いでしょう。総合プランの保険料は一般的に旅行費用の5 ~ 12%とされています。契約の際は、契約内容をよくご確認ください。   所持品の取扱い ヨーロッパは比較的安全な地域ですが、それでも貴重品の管理には十分気をつけましょう。ヨーロッパに限らず、観光名所など人ごみの多い場所ではスリが多発しています。所持品は肌身離さず身に付けましょう。現金を何ヶ所かに分けて持ち歩いたり、マネーベルトに貴重品を隠しておくこともお勧めです。航空券、パスポート、トラベラーズチェック、クレジットカード、身分証明書などはあらかじめコピーを取っておき、他の貴重品とは別に保管しておきましょうす。ホテルではフロントもしくは各部屋に備え付けのセーフティーボックスで貴重品を保管するのが良いでしょう。   健康管理 一般的にヨーロッパ旅行の前に予防接種は必要無いとされていますが、念のため渡航前にはかかりつけの医師に相談されることをお勧めします。現在お持ちの健康保険が海外で何をカバーしているか確認しておく事も重要です。旅行の際には健康保険証のコピーを持参しましょう。処方薬を機内に持ち込む場合は、オリジナルの容器・袋に入った状態で機内に持ち込む必要があります。念のために処方箋も持参してください。ヨーロッパには多くの薬局がありますが、必要な薬は旅行期間に合わせて十分に用意しましょう。医薬品を購入する際にはその国の医師の発行した処方箋が必要になる場合もあります。薬局のマークは基本的に緑色の十字ですが、これは各国ごとに若干の違いがあります。薬局の名称は、ヨーロッパ内で数種類の呼び方しか存在しないため、比較的覚え易いと思います。Chemist(発音=ケミスト)、Pharmacie(ファーマシー)、Pharmacia(ファルマチア)、Apotheek(アポティーク)がそれにあたりますので覚えておくと良いでしょう。   緊急電話番号 EU諸国での緊急電話番号はどの国からでも同じで、112番をダイヤルすれば英語、もしくは発信された国の言語でオペレーターが対応します。また各国にはそれぞれ独自の緊急電話番号があり、警察、消防、救急医療サービスの番号は以下の通りとなっています。   国  警察 救急車 消防 オーストリア 133 144 122 ベルギー 101 100 100 ブルガリア 166 150 160 クロアチア 92 94 93 キプロス 199 199 199 チェコ 158 155 150 デンマーク 112 112 112 エストニア 110 112 112 フィンランド 17 15 18 フランス […]

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現地の言葉を知らない時のヒント

外国を訪れる際は、現地の言葉を流暢に話せることが理想ですが、たいていの場合そうではありません。しかし言葉がわからなくても、欲しいものを伝えることはそう難しくありません。ヨーロッパでは、多くの人がある程度英語を理解できます。また、例えばオランダ人がドイツ語を知っていたり、ポルトガルでスペイン語が通じたりと、近隣諸国の言葉を知っている人も多いです。もちろん自己紹介や、道を尋ねる際の簡単なフレーズくらいは、その国の言葉でできたほうが失礼にならないでしょう。またレストランで注文したりホテルにチェックインするときなど、現地の人と会話する場面で使えそうな言い回しは、できるだけたくさん覚えておくといいでしょう。旅行で使いそうな表現を事前にリストアップして、暗記してみてください。現地の言葉の会話集を持ち歩いたり、携帯電話にアプリをダウンロードしておくのも一案ですが、調べるのに時間がかかったりすると自然な会話が楽しめないかもしれません。 以下、旅行に役立つフレーズをご紹介します。 挨拶(おはようございます、こんにちは、こんばんは など) 英語:Good morning (グッドモーニング)、Good day (グッデイ)、Good Evening(グッドイブニング) フランス語:Bonjour(ボンジュール)、Bonsoir (ボンソワール) ドイツ語:Guten Morgen(グーテンモルゲン)、 Guten Tag(グーテンターグ)、 Guten Abend(グーテンアーベント) スペイン語:Hola(オーラ)、Buenos Días(ブエノスディアス)、 Buenas Tardes(ブエナスタールデス) 「私の名前は・・・です。」 英語:My Name is…  (マイ ネーム イズ・・・) フランス語:Je m’appelle… (ジュ マペル・・・) ドイツ語:Ich heisse… (イッヒ ハイセ・・・) スペイン語:Me llamo… (メ ジャーモ・・・) 「・・・はどこですか?」 英語:Where is…  (ウェア イズ・・・) フランス語:Où est…(ウ エ・・・) ドイツ語:Wo ist…(ヴォー イスト・・・) スペイン語:Dónde está…(ドンデ エスタ・・・) 「(私は)・・・したいです。」 英語:I would like… (アイ ウドゥ ライク・・・) フランス語: Je voudrais… (ジュヴドレ・・・) ドイツ語:Ich möchte… (イッヒ メヒテ・・・) スペイン語: Quisiera… (キシエラ・・・) 「さようなら」 英語:Goodbye (グッバイ) […]

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旅行中にチェックすべきポイント

税関

ビザとパスポート ヨーロッパを訪れる旅行者は、たとえ小さなお子様でも本人の有効なパスポートが必要です。6ヶ月以内に有効期限の切れるパスポートを受け付けない国もありますので、該当の場合は出発前にパスポートを更新する必要があります。ビザの規定については各国の大使館や領事館へお問い合わせください。シェンゲン協定に含まれる25カ国を訪れる場合には、それぞれの国のビザは不要で、一つのビザで訪問することが可能です。この25カ国に含まれるのはオーストリア、ベルギー、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ハンガリー、ドイツ、ギリシャ、オランダ、アイスランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スロバキア、スロバニア、スペイン、スウェーデン、スイスです。これら以外の国に入国する際には、別途その国のビザが必要になる場合があります。万が一パスポートを紛失した場合には、速やかに最寄の警察署に届け出をしてください。最寄の領事館、あるいは大使館がパスポートの再発行手続きをしてくれます。パスポートを再発行しないと滞在国から出ることができませんので、事前にパスポートのコピーをとり、旅行中は本券と別に持ち歩けば、万が一の場合にでもスムーズに再発行の手続きができます。 税関規定 お土産を購入する際には自国の税関規定について事前に調べておきましょう。非課税で持ち帰れる規定数量は商品によって異なります。規定数量を超えると、課税の対象となりますのでご注意ください。万が一税金を払う義務が生じた場合、どのような支払い方法があるのかを知っておくと便利です。また、ヨーロッパから食品を持ち帰る場合、その商品が一般販売用に調理・包装されていないと、税関でトラブルが発生しやすいようです。お菓子類やチョコレートは問題なく通関しやすい傾向にあります。

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通貨と単位

ヨーロッパ諸国の通貨はユーロで「€」の通貨記号が用いられます。これはユーロ加盟国全てで使用できる便利な通貨です。各国に独自の通貨があった時代は通貨の両替には時間もコストもかかっていましたが、現在はユーロを通貨と認める以下の国々で共通のユーロ硬貨と紙幣を使うことができます。 オーストリア、ベルギー、キプロス、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、アイルランド、イタリア、ラトビア、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、オランダ、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スペイン   EUではほとんどの加盟国で付加価値税(VAT)が義務付けられていますが、海外からの旅行者は一部の商品について払い戻しが受けられます。お買い物の際には、お店がVAT還元プログラムの対象であるかご確認の上、レシートとともに必要な申請書を保管してください。EU諸国から出国する際には税関でこの書類と購入した商品を提示してください。  

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宿泊施設

ヨーロッパの宿泊施設は多種多様です。 農場や歴史的モニュメント、元修道院など一風変わった宿に滞在すればおもしろい体験ができるかもしれません。もちろん一流ホテルも数多くあり、5つ星ホテルはヨーロッパ中に点在しています。また、スパはヨーロッパが発祥地であるため、充実したスパ・サービスを受けられるホテルやリゾートもたくさんあります。 ホテルの快適さと地元の温かいおもてなしを同時に味わうことができるゲストハウスや朝食付きの民宿も人気です。ヨーロッパのどこに行っても、家族で運営している小さなゲストハウスやB&Bなどを見かけることができるでしょう。田舎の新鮮な空気の中で地域独特の伝統や行事を体験したり、現地の人々と触れ合ってみるのはいかがでしょうか?   予算が限られている方にも、様々なな選択肢があります。ヨーロッパ各国には10万ヶ所を越えるキャンプ場があり、春から秋にかけて利用することができます。地図や施設の詳細は観光局などで入手することができます。 お得に旅をしたい旅行者やバックパッカーにとって、ホステルは最も人気の宿泊施設です。インターナショナル・ユースホステル会員証を持っていれば、ヨーロッパ全土にある数千のホステルを利用することができます。会員証は18歳未満の方は無料で入手でき、18歳以上でも比較的安く購入できます。 現地の家にホームステイをすることも人気です。宿泊費用を大幅に節約できるだけでなく、その土地に住む人の生活を実際に体験することができます。   宿泊の際は、電子製品のご利用にご注意ください。電気シェーバー、ドライヤー、アイロン、コンピューター、携帯電話などを使用するためには、ヨーロッパのコンセントに合う変換プラグが必要です。また、電子製品によっては変圧器が必要な場合もあります。出発前に準備しておくことをお勧めします。

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子どもの目線で見たヨーロッパ

子どもと一緒に快適な海外旅行を実現するのはそう簡単ではありません。とりわけ難しいのは、家族全員の好みや興味を考えながら旅行の計画を立てることでしょう。美術館や博物館を訪ねたり、ワイン・テイスティングをしたりしたくても、子どもがそのようなアクティビティに興味を持ってくれるとは限りません。だからと言って、せっかくの旅行を子ども中心の計画だけにする必要もありません。一日に一つは子ども中心のアクティビティを予定するのが、楽しい家族旅行の秘訣です。

建築へのいざない

ヨーロッパの都市には多種多様な建築が林立しています。様式の異なる建物が隣接していることも多く、それがまた都市全体を魅力的なものにしています。例えば、数百年の歴史を持ち圧倒的な存在感を放つ役所の隣にスマートでモダンな美術館や図書館が建っていたりと、誰でもカメラを向けたくなる街並みがヨーロッパの魅力です。サンマリノの古城やリトアニアの大聖堂など、ヨーロッパの有名な建築家が設計した建築物は、旅行者にさまざまなインスピレーションを与えるでしょう。