ヨーロッパを食す

食には、その土地の地理や歴史、そして文化が反映されています。国や地域ごとに独自のメニューがあり、朝食からデザートまでヨーロッパ各地の味があなたの旅をより充実させるでしょう。食を通して異国を知る、そんな旅の楽しみ方はいかがでしょうか。

一日の中で最も重要な食事といえば、朝食です。アイルランドとイギリスでは、「フル・ブレックファスト」や「フライアップ」と呼ばれる、ソーセージやベーコン、卵やサイドディッシュが並ぶボリューム満点の朝食をとって、観光で忙しい1日に備えましょう。また、ショッピングや美術館へ行く前にペイストリーやフルーツ、チーズなどの簡単な朝食「コンチネンタル・ブレックファスト」を楽しむのも良いでしょう。なおヨーロッパの朝食には、コーヒーや紅茶の存在も欠かせません。

ベネルクス諸国でランチに迷ったら、伝統のご当地料理「ムール貝のフリット」をお試しください。これはに白ワインや玉ネギ等の野菜とともにソテーされた新鮮なムール貝と、カリッと揚がったフライドポテトがついてきます。なお、フライドポテトにはケチャップではなくマヨネーズが付いてくることがほとんどです。そして、ベルギーといえばビール。ランチのお供にまず一杯いかがでしょうか。ランチの後には、ベルギー・ビールの歴史を紹介する醸造所ツアーに参加するのもお勧めです。

ギリシャでは午後の軽食「メゼ」がお勧めです。前菜のようなこの料理は、バーやカフェで食べることができ、また大勢の人が集まる場でも、よく食べられます。温菜や冷菜、そして肉料理やシーフードのメゼなど、種類の豊富なメゼと一緒に冷えた「ウーゾ」を嗜めば、すぐに現地の人々の輪に入ることができるでしょう。

スカンジナビアの晩餐は、ノルウェーのフィヨルドで獲れる新鮮なノルウェー・サーモンを使った料理がお勧めです。ミートボールで有名なスウェーデンは、伝統料理と現代料理の双方で世界トップクラスの料理を楽しむことができるため、受賞歴のあるお店を目当てに世界中から観光客が訪れています。また、フィンランドやアイスランドでも、革新的な現代料理を楽しむことができます。

食事の締めくくりには、おいしいデザートと食後酒をお楽しみください。イタリアではクリーミーな口当たりの「ジェラート」、オーストリアでは「ザッハトルテ」を堪能できるよう、お腹に余裕を残しておきましょう。

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建築へのいざない

ヨーロッパの都市には多種多様な建築が林立しています。様式の異なる建物が隣接していることも多く、それがまた都市全体を魅力的なものにしています。例えば、数百年の歴史を持ち圧倒的な存在感を放つ役所の隣にスマートでモダンな美術館や図書館が建っていたりと、誰でもカメラを向けたくなる街並みがヨーロッパの魅力です。サンマリノの古城やリトアニアの大聖堂など、ヨーロッパの有名な建築家が設計した建築物は、旅行者にさまざまなインスピレーションを与えるでしょう。

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ビーチで満喫する波、太陽、砂浜

よく知らない土地で、完璧なビーチを見つけることは簡単ではありません。しかしヨーロッパでは、「ブルーフラッグ」マークのおかげで、そこが理想的なビーチなのか一目で判断できます。ブルーフラッグとはビーチを対象とした国際的環境認証で、ブルーフラッグの認証を受けたビーチは、水質や安全性、環境的配慮などの厳しい条件をクリアしているため、日光浴にも水泳にも最適です。旅行者にとって嬉しいことに、ブルーフラッグの基準をクリアした世界4,000カ所以上のビーチはその大半がヨーロッパにあるのです。

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ケルティック・ノットに象徴されるケルト文化の神秘

神秘的なケルト人の歴史には抗えない魅力があるのか、古代遺跡を訪れたり、遺物に隠された意味を探ろうとする人も少なくありません。アイルランドやスコットランドに残る修道士の植民地跡や羨道墳(せんどうふん)からは、聖なる伝説の一端を窺い知ることができるでしょう。それ以外にもヨーロッパ各地に、ケルト人の足跡が残っており、これらを訪ねる旅もまた魅力に満ちています。