古代からヨーロッパ文明の十字路として栄えたチェコ。様々な文化を融合してきたこの国の文化的特徴は、世界中から訪れる多くの旅人を魅了してきました。かつてのチェコ・スロヴァキア連合共和国から、スロヴァキアと共に1993年、分立して誕生したチェコ共和国は、中欧の経済主要国として、近年目覚ましい発展を見せています。
7万8864平方kmの国土面積に人口約1000万人という小国ですが、その豊かな自然美と、ボヘミア、モラヴィア、シレシアなどの地方文化が残る歴史的遺産から、世界中の旅行者を魅了する国のひとつとして知られています。国は14の地方行政区に分けられており、各行政区にはそれぞれの観光地域が指定されています。国土面積を占めている古城の数は世界一で、大都市だけではなく小さな村落なども、観光地として大切に保護されています。意外にも、温泉が多いのも休暇に訪れたい理由のひとつでしょう。
ユーロの導入は未だ実現していないものの、2002年の北大西洋条約機構(NATO)加盟に続き、2004年5月、チェコ共和国は欧州連合(EU)に加盟し、首都プラハでの産業活性化は、国の経済発展に大きく貢献しています。